〜転ばぬ先の知恵〜 商標登録は早い者が勝つ

こんにちは!ナビゲーターの飯尾です。今回は実際にあったコワイ話シリーズその1『商標登録』についてお話しいたします。

私はかねてから、タウン誌時代の経験を生かそうと、3年前に「○○なび」というポータルサイトを企画し、概略案をサイトにまとめて、デザイナーに制作してもらいました。

ドメインも「○○navi.com」というドメインが取得できたので、まだまだ認知の浅い未完成のものであり、ゆっくり完成していこうと安心していました。

1年後、お客様とレストランで食事をした時に、レジ前に置かれている同じ名前のタウン誌を発見し、「え〜っ!ま、さ、か、と目を疑いました。ヒドイ〜」とすごい衝撃でした!昔勤務先が印刷を依頼していた印刷関係の企業が、たった何ヶ月前に商標登録申請をし、運営していることもわかり、車やロゴ、HPなども発見し、愕然としました。でもこれは『商標登録は取ったもん勝ち』なのです。

そういえば、会社勤めしていた頃は特許部という部署がございました。しかし、私には詳しい知識がなかったのです。こんな時、いったい誰に相談したらよいだろうと、悩みました。思い出したのが、異業種交流会で隣の席だった弁理士さんでした。直ぐに事情を説明し、ご相談しました。

ドメインをとったからといって有効ではない!

私はドメインを取得しているから安心していたのですが、関係ないのです。商標登録を先にとった方が認められ、相手方から警告や裁判を受ける場合もあると。つまり。私(弊社)は訴えられる可能性もあるとのこと。
ですから、早急に何から何まで変更をしざるを得なかったのです。
そして、弁理士さんにいろいろ相談し、調査していただき、新しい名称とロゴデザインを考え、商標登録を申請依頼することにいいたしました。ロゴデザインもまた、著作権というデザインの類似に気をつけなくてはなりません。

とても悔しい思いをしましたが、泣く泣く諦めました。私の場合はもともとロゴ制作やHP、印刷物を制作する側でしたので、費用はそれほどでもなかったのですが、
これが大量の販促物や看板、名刺など何から何まで変更となると、創造しただけで恐ろしい大変な損出になります。

意外と費用をかけたくないとか、わかっているけど面倒などの理由でしない方が多いものですが、
いざって時に、大切です。もし、反響がでたり、ヒットしたり、有名になったり、おいしいネーミングだったりすると、このようなことが起きる可能性が高いです。

先使用権がある場合は、守られる。

先使用権とは、相手の商標出願よりも前から、ネーミングやロゴを使用している等、相手の出願から現在まで広く世間に知られている場合に主張できるそうです。

先使用権が認められれば、侵害には問われず、継続して使用できます。しかし、私の場合はそうではなかったのです。

その後、スピーディーに進めていただき、半年後に、「ディスカバー横浜・湘南」としての商標登録の出願が通り、無事に取得いたしました!

とり貴族の件やナノクロモバイルなど意外なところで、商標登録の事件は起きています。

身近なドラマでは「下町ロケット」で特許を取得していた為に勝利する話が出てきますが、商標登録も同様のことが言えます。

商標登録は、自分で申請をされる方もいます。しかし難しい書類等や出向いたりの時間を考えると私は専門家であるプロに依頼して良かったと思います。私の様な失敗をしないために、貴社の大切なブランドを守っていただきたいと思います。