「安さ」を売りにビジネスを展開するとどうなるか? もはや総合スーパーでさえ、体力が続かない
50sカレー屋
*平塚にある有名なカレー屋さん。店構え、内装まですべて 1950年代のアメリカンスタイル。このこだわりが口コミになっていろいろな雑誌でも取上げられています。お店の雰囲気を楽しみたい人でいつでもお店は繁盛していますね。
イオンに異変、業績悪化で株価急落 総合スーパー、消費者離れ深刻化で迫る終焉
安さとスケールメリットで集客する手法では、生きていけない

日常の買い物は、コンビニエンスストアや、アマゾン、楽天などのインターネット購入へシフトしてきた。リアル店舗で探し回るより、ネットでの大量一括比較、そして検索型のショッピングが効率的となってきた。もしくは、専門店チェーンへ行くこともあり、野菜や総菜などの日々の購買なら中小規模のスーパーで済ませることも多い。逆に贈答品などの一部高級品は、伝統的なブランド力がある百貨店で購入する。

同じ総合スーパーでもセブン&アイ・ホールディングスの経常利益は前年対比 12%となっている
http://www.7andi.com/ir/library/kt/201502.html
これは、イトーヨーカドーによる売り上げではなく、セブンイレブンの収益が利益に大きく貢献している結果。
近くて便利なセブンイレブンは、決して安売りはしていません。利便性>価格を売りにしつつ、高付加価値の商品を店頭に並べています。
引用;PB商品「金の食パン」が高くても売れる理由
値札を変えるだけで売上を作ることは一番手っ取り早く、カンフル剤になるといわれていましたが。安さを売ることは中小企業では破滅への一本道と言えます。

高く商品を売る工夫

中小企業こそ「高く」商品を売ることが大切です。そのためには「高く買っていただける」顧客選び
「高く買ってもらうための理由」とサービスの提供が不可欠です。
だれも高い値段で買おうとは思っていません。
ただ値段を上げても、値段の比較だけなら、お客様は安いところで購入します。
だれも高く買いたいとは思っていません。(ここ大事です)
少々値段が高くても、あなたのお店のサービスや商品に価値があり、
高く買ってもらう=高くても買う理由があること。
高く買ってもらう=あなたのお店でしか得られない価値がある。
ということが大切です。

このあなたのお店の価値を作り、(価値を共有できる)お客様に伝えること。
これが中小企業のマーケティング戦略なんです。
成功している会社はすべてこの「高く売る」仕組みを築いているのです。
写真のカレー屋さんもお店のコンセプトで付加価値を付けています。外観はまるで「アメリカングラフィティ」(古) 内装も50sでこだわっています。周りは畑、駅の近くではないし、車、バイク以外でのアクセスはできない場所です。しかしそれでも連日多くのファンが押しかけるお店です。
なぜ このお店を選ぶのか? ものすごく旨いとか、こだわりの味ではないのですが、
このカレー屋さんでしか得られない体験があります。
お客が選ぶ理由は、料理だけではない。安さだけではないのです。
アイデアはくらでもあります。あとは実行していくことが大事ですね