Derek Sivers(デレク・シヴァーズ)氏のTEDの講演はあまりにも有名で、私もお気に入りのコンテンツです。起業家、これから「新しいこと」を起こす人にとって元気が湧くプレゼンテーションです。
デレク・シヴァーズ
2010年に公開されたプレゼンテーション。

デレク・シヴァーズ

Derek Siversさんは1998年、インディーズのミュージシャンやバンドの CD のネット販売や音楽配信サービス行う「老舗」の会社 「CDbaby」を立ち上げた人物です。
彼自身もミュージシャンとして1990年代では、坂本龍一のツアーギタリストとして日本ツアーにも来ていたらしい
引用:http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20100527/dereksivers
既に会社は売却し、現在は起業家として世界中を飛び回っています。

この動画から学ぶ経営者の2つの行動

この動画から学ぶことは二つあります。それは、経営にも2つあるということです。
ゼロから1を作る創業者、新規事業者が行うこと
1から2・3~100~∞と増やしていく経営者、参謀役が行うこと

ゼロから1を作る創業者、新規事業者が行うべき大切なこととは

経営者はだれでも孤独です。そして一人で大きなことはできません。
経営者や起業家がまず最初に行うこと。それは
あなたのアイデアや行動に賛同する人を大切にすることです。

最初にリーダーが勇気を持って立ち上がり 嘲笑される必要があります でも彼の行動に続くのはすごく簡単です ここで最初のフォロワー(追随者)が重要な役割を担っています みんなに どう従えばいいか示すのです。
リーダーが彼を対等に扱うのを見てください 今やリーダー1人ではありません 複数になったのです 友達に声をかけていますね 最初のフォロワーというのは過小評価されていますが 実はリーダーシップの一形態なのです こんな風に目立つだけでも勇気がいります 最初のフォロワーの存在が 1人のバカを リーダーへと変えるのです (笑) (拍手)

仲間も顧客もゼロ、信用もゼロ、実績もゼロの起業家が1を生み出すためには、
最初のパートナー、最初のお客様を大切にするということ。
規模が小さくても構いません。最初の一歩を踏み出し、あなたの仲間を平等に扱うことこれが重要です。

2人目のフォロワーが現れました 今や1人のバカでも 2人のバカでもありません 3人というのは集団であり 集団というのはニュースになります だから運動が公のものとなります リーダーだけでなく フォロワーの姿が重要なのです 新たなフォロワーたちは リーダーではなく フォロワーを真似るものだからです

仲間が増える、そしてお客様、賛同者が増えていく

仲間は従業員とは限りません。あなたの業務パートナーやサポーターでたちです。新規のお客様が事例や実績を調べるように、あなたの最初のクライアントこそ重要といえるのです。

さらに2人が加わり すぐ後に3人が加わりました 今や勢いが付いています 臨界点に達し 1つの運動になったのです 多くの人が加わるほど リスクは小さくなります どうしようか決めかねていた人達も 今や加わらない理由はなくなりました もう目立つことはありません 笑われることもありません 急げばコア集団に入れるかも (笑) この後しばらくは みんな集団に入ろうとします 加わらない方がかえって バカにされるからです これが運動の起こし方です。
教訓をおさらいしましょう まず 彼のように1人裸で踊るタイプの人は 最初の何人かのフォロワーを 対等に扱う大切さを 覚えておいてください 肝心なのは自分ではなく運動だということです でも もっと大きな教訓があります

1から2・3~100~∞と増やしていく経営者、参謀役が行うこと

最高のフォロワー NO2になることも大切です。
あなたが目指す人や、素晴らしいアイデアと実行力がある人にとことんついていくこと。これも中小企業の経営では必要かもしれません。
孤独なバカだけが経営者ではありません。有能なパートナーと見つけ、サポートしていくことが経営ともいえるのです。

お気づきになったでしょうか? 最大の教訓は リーダーシップが 過大評価されているということです 確かにあの裸の男が最初でした 彼には功績があります でも1人のバカをリーダーに変えたのは 最初のフォロワーだったのです 全員がリーダーになるべきだと よく言いますが それは効果的ではありません。
本当に運動を起こそうと思うなら ついて行く勇気を持ち 他の人達にも その方法を示すことです スゴイことをしている孤独なバカを見つけたら 立ち上がって参加する 最初の人間となる勇気を持ってください ここTEDはそのための最高の場所です。

経営者として生きるには2つ

1:孤高のバカを目指す。そしてフォロワーを見つけていく。
2:孤高のバカを全力でフォローする。(いっしょにバカになる)
どちらでも、いいと思います。大切なのは、自分の役割を把握し、同じ目標をもつパートナーを見つけること
そして、行動あるのみです。