chance
10月8日 藤沢商工会主催の西川りゅうじんさんの講演に参加した。
あまり商工会のイベントには興味がなかったが、今回は特別、日本有数のマーケティングコンサルタント 西川さんのお話が2時間も聞ける。
それも無料で聴けるイベントなどは滅多にないので、迷わず申し込みましたよ。
西川りゅうじん氏 プロフィールより抜粋 http://www.raison.co.jp/profile.html

マーケティング戦略のエキスパートとして、長きにわたり、産業と地域の元気化に手腕を発揮している。
80年代は「ウォークマン」の販売促進、90年代は「ジュリアナ東京」のPRや「福岡ドーム」のオープニングイベント、京都駅ビル、大阪「クリスタ長堀」の商業開発に参画した。
1998年より、鹿児島県本格焼酎マーケティング研究会座長として、大都市部における芋焼酎のPR及び販売促進に尽力し、全国的な焼酎の人気づくりに貢献。鹿児島県知事より薩摩大使の称号を贈られる。
近年では、「愛・地球博」の“モリゾーとキッコロ”や「平城遷都1300年祭」の“せんとくん”のデザイン・ネーミングの選定・広報、「六本木ヒルズ」「表参道ヒルズ」「三井本館」「コレド日本橋」「上海環球金融中心」のコンセプト立案・商業開発に携わった他、NHK大河ドラマ「龍馬伝」を契機とする高知県「龍馬博」総合プロデューサー、地価上昇率日本一となった「つくばエクスプレス」沿線のPRスーパーバイザーや「成田スカイアクセス」沿線まちづくりスーパーバイザーを委嘱された。
また、日本橋の世紀越えイベントのプロデューサー、東関東の渋谷と評される千葉県柏市の地域活性塾塾頭を務めた他、首都圏で最も人気の高い街である吉祥寺のグランドデザイン委員・プロデューサーとして食やアニメのイベントを手掛けた。

いったいどのようなプレゼンをするのだろう?という期待を持ち、前列にて聴講させていただいた。
会場の藤沢商工会館は100人ほどの会場、満員御礼。
16時スタートのはずが、ギリギリの時間で来場する人が多く、受付で15分オーバー
その後の会頭、副会頭の挨拶。西川さんはステージ横で、講演内容をチェック中。真剣。
西川さんの出で立ちは、紺のビジネススーツに白ワイシャツとエンジの細身のネクタイと嫌みのないスタイリッシュ。
スーツの裏地はネクタイと同じエンジのシルクでオシャレかつ、非常に洗練差を感じる。
講演は16時30分より、30分遅れでスタート。
とてもゆっくりと単語を選びながら話す。わかりやすいプレゼン。パワーポイントはわかりやすいキーワードを大きく表示。
地方活性化に商工会は何をするべきなのか? 西川さんの過去の事例を中心に話が続く。
しょぼいイベントに自分の人脈でタレントや著名人をブッキングし、豪華なイベントに。メディアも巻き込んで
PRを行う手法は、まさに西川さんの持つ得意技なんだ。
さすが10万人から100万人 世の中を動かすようなプロモーションを仕掛けるマーケッターなんだなぁと思う。

CHANGEをCHANCEに変える

CHANGEをCHANCEに変える話は記憶に残った。
CHANGE(変化)をチャンスに変えるには GをCに変えるということ。
GからTを取るとC Chanceになる。ではTとは何か?
それは「TABOO」(タブー)
今までのシガラミや古い発想、過去の成功体験を取ること。仕事にはない「遊び」を入れること
これがチャンスに変る秘訣なんだということ。
今 変化していくこと、タブーを取るということは大変な苦労がある。特に自治体や田舎の体質の中で
タブーを取るということはとても決意と軸がしっかりしていないとできない。
数々の事例を紹介される中で、すべてのコンセプトには、どこも「遊び」がある。
ビジネスと「遊び」をごっちゃにするなんて! これこそが今までの「タブー」
その不文律のような概念を取り除き、真剣に「遊ぶ」この発想はとても大切だ。

反対するなら「対案」を出せ。

このタブーを打ち出す時、どの自治体、企業でも必ず「反対意見」がでるはず。
おそらく、賛成10% 反対50% 日和見 40% くらいのコンセプトが多いのではないだろうか?
大概、反対するのは、現状維持の重鎮だったり、声の大きな人だったりするのだろう。
現状の変化に対する感覚的な反対意見。これは一番厄介なもの。
対案するなら対案を! これは西川さんも大きな声で話していたのが印象的。

何でもあるから、何もしない

何でもできる人は何も特徴がない。
境港市の水木しげるの事例。秋田のお米の事例など
何も特徴がないところから、1つを見つけ出し、一点突破を図る。
この発想はとても大切。
大きな市町村に限らず、1商店、1会社経営でも、何でもできることが売りで、逆に強みや突破口がだせない。
絞る勇気がないという会社が多い。
当社の過去のお客様でも、この1点に絞ることをできず、相当に悩んだ会社がある。
藤沢市においては、JR 小田急 江ノ電 横浜市営地下鉄と複数の電車駅があり、交通網も発達
海あり山あり、観光、産業ありととても裕福な場所。
幸せに暮らせる街」全国1位(学研パブリッシング)にも選ばれるほど知名度と憧れがある町。
なんでもあることが当たり前になっている、他の市町村が嫉妬するような恵まれた地域である。
まさに何でもあるから何にもしない。
しかし、今後5年 10年と 日本全国が高齢化と経済停滞で地盤沈下していく中、現状維持では、いかがなものか?
西川さんもこのあたりの問題意識を強く訴えていた。
まさにT(タブー)を取り払い、CHANGEをCHANCEにしていかなければいけない。

あっというまの2時間

2時間の短い講演で、すべてを知ることはできないが、
西川さんの成功事例にある苦労や様々な葛藤についてはまったく表にはでないけど、プロジェクトを推進する力は
相当にすごい方ということは肌で感じることができた。
やはり、100万人を動かすようなマーケッターはすごい。いやいや 本当に参考になりました。
商工会の皆様、良い企画ありがとうございます。
会社経営.comのような中小企業のマーケティングは100人から4000人くらいのスケールだが、西川りゅうじんさんのような仕事をめざしがんばって行こうと思う。
懇親会のあとは南口で反省会ww
会社経営.comも頑張っていこう。藤沢の町でいろいろなCHANGEを起こしていきたい。と3人で決意しました。